チョコレート界では大手ですから品質も最高！
サロンドロワイヤルは、1935年に創業した、和と洋をミックスさせた本物のおいしさを求めて菓子製造を行っている会社です。
創業当時は、焼き菓子やチョコレートをメインに作っていて、特にチョコレートについては、日本で草分け的な存在として知られています。
美味しさの点では貪欲なほどの探求心を持ち、素材を厳選して試行錯誤を重ねた結果、人気商品の開発にも成功しました。
ですが、このような高みに至るまでには、様々な苦労がありました。
例えば、昭和10年に大阪で菓子の製造を始めた当時は、砂糖が不足していたこともあり、ブドウ糖を泡立てて、子供が好みそうな動物や植物の形を作るクリーム菓子の製造も手がけていました。
また、昭和30年には、菓子製造のための原材料が不足していたこともあり、チョコレートの作成に方向転換することとなりました。ですが、このことが転機となり、大ヒット商品を生み出した結果、日本だけでなく海外からの受注も得られるようになったようです。
さらに、昭和36年には、純粋なチョコレート原料を使用できるようになり、昭和42年にはチョコレートの表面に砂糖の衣をまぶす糖衣加工にも力を入れ始めています。
サロンドロワイヤルのコンセプトのもととなったのが、昭和46年のヨーロッパへのチョコレートの視察旅行です。
このことで、2代目社長が後を継いだ後に、よりきめ細かい高級チョコレートを作ることができるよう、必要な機器を設置し、その後に板チョコや生チョコの設備を整えたことで、おいしさを追求した製品づくりの基盤が出来上がりました。
サロンドロワイヤルは、数年に一度ほど開かれる「全国菓子博覧会」でも多くの賞を受賞しています。
そのため、通信販売のみならず、テーマパークやデパートでの販売でも実績を上げ、メディアにも取り上げられるようになりました。
サロンドロワイヤルが特に力を入れているチョコレートでは、製菓素材としても知られる品質が高いクーベルチュールと呼ばれる、扱いの難しいチョコレートを使用した商品を多く開発しています。
こちらは温度や湿度などの環境の変化を受けやすいものの、カカオ成分が豊富に含まれていて、おいしさを演出できることで人気です。
純粋なチョコレートとして提供するだけでな、フルーツにコーティングしたり、ナッツと合わせることにより、様々な味わいを楽しむことができます。
そのため、ギフトに向く商品として人気があり、定番のものから新商品などを詰め合わせた商品がよく売れているようです。